Photo : Masataka Nakada (STUH)
Interviewer& Text& Edit : Shin Kawase
adidas ENERGY Part3
Tokyo ENERGY 2022
NAIJEL GRAPH & Kosuke Kawamura
Interview
アディダスブランドの原点、ブランドのアイデンティティをスニーカーヘッズにマインドシェアすることが目的のプロジェクト“adidas ENERGY”(アディダス エナジー)。編集部もこのプロジェクトに注目し毎号取材しているのは、端的な新作モデルのコマーシャルキャンペーンではないということだ。パート3を紹介する前に、今までの特集をおさらいしたい。
About adidas ENERGY
アディダス エナジーは、あくまでアディダスブランドの熱をけん引することを目的に、世界主要都市のカルチャーや空気感、今のトレンドをアディダスのヘリテージと組み合わせ発信している。パート1は、アディダス ジャパン副社長のトーマス・サイラー氏。パート2は、ドイツ本社スタッフであり、東京オフィスに駐在しているプロダクトマネージメントの責任者である瀬田新介氏。二人のキーパーソンを取材した。
via SHOES MASTER Web SPECIAL (October 18, 2021)
www.shoesmaster.jp/special/
トーマス・サイラー (アディダス ジャパン マーケティング担当副社長)
ドイツ出身。サッカーコミュニケーションマネジャーからスタートし、サッカー担当を10年務める。その後、2003年にライフスタイルカテゴリーのオリジナルスに異動し、スニーカーカルチャーのアイコンとしての礎を築く。2014年、本人たっての希望により、アディダス ジャパンへ赴任し現在に至っている。マイ フェイバリット アディダスは、ロッド・レーバーとウルトラブーストOG、アディゼロ ボストン。
via SHOES MASTER Web SPECIAL(April 7, 2022)
www.shoesmaster.jp/special/
アディダス カテゴリーディレクター エナジー
瀬田新介
1975年、北海道生まれ。ロンドン留学を挟んで、ステューシージャパングループに入社。MDとして8年勤務した後、2008年にグローバル採用でアディダス本社入社。当時は渋谷オフィス駐在としてアパレルとフットウエアのプロダクトマネージャーを務め、現在はプロダクトマネージメントの責任者として活躍している。アディダス マイ フェイバリット スニーカーは、キャンパス、スーパースター、スタンスミス。
adidas ENERGY
adidas Originals by KYNE
“STAN SMITH KYNE” (2021)
瀬田さんチームが手掛けるグローバル展開の「アディダス エナジー」名義で2021年6月にリリースされたアーティスト、キネ氏との初のコラボレーションモデル。(即日完売)
22MY Ninja ZX-10R & ZXR
Photo by Kawasaki Motors, Ltd. © 2021 カワサキモータース株式会社 All Right Reserved.
adidas ENERGY ZX 8000 KAWASAKI
「Sneaker Tokyo vol.4 addicted to “adidas”」
編・著:SHOES MASTER編集部(2012年4月発売)
『Sneaker Tokyo vol.4 addicted to “adidas”』
Jacques Chassain
ZXの名付親であるジャック・シャサン氏は、フランス出身のデザイナー。1981年、アディダス・フランスに入社。ZXシリーズ、フォーラム、EQTシリーズなど数々の名作シューズのデザインを手掛けた。
SHOES MASTER Magazine Vol.37 2022年春夏号(2022年3月発売)
今から2年前、アディダスが新たに動き始めると聞いた時、久しぶりに心が躍った。なぜなら、昨今のスニーカーマーケットにおいて、アディダスに今ひとつ元気がないと感じていたからだ。我々編集部は、2012年に拙著『Sneaker Tokyo vol.4 addicted to “adidas”』で東京のスニーカーカルチャーの文脈から見たアディダスの魅力を多角的に掘り下げた書籍をリリースしている。その目的は、アディダスの「現在」を知り、その「未来」を探るための旅に出ること。企画・取材は一年半に渡って行われ、創業の地であり今も本社があるドイツのヘルツォーゲンアウラッハで日本メディア初となる新社屋内の撮影とキーパーソンへのインタビューを敢行。アクションスポーツなどの拠点がある米国ポートランド、日本・東京デザインオフィスの三都市を巡る旅で、当時のアディダスのすべてを取材した。その時に、創業者であり靴職人だったアドルフ・ダスラー氏から受け継がれたクラフトマンシップの血が脈々と流れ続けていることを肌で感じた。今回の取材でも、トーマス副社長の口から「アディダスは靴職人の息子が後を継いだ靴の会社である」と語られたのが印象的だった。世界のリセールマーケット(転売市場)が加熱する中、地に足のついたクラフトマンシップを感じられるアディダスらしいプロダクトに期待せずにはいられない。今のスニーカーマーケットにアディダスに変わる歴史を持ったブランドはないのだから。
adidas ENERGY Part3
Tokyo ENERGY 2022
NAIJEL GRAPH
Interview
アディダスのキーシティである東京に向けて発信する「トーキョー エナジー」から、10月リリース予定の2モデルが編集部に届いた。「ブランドとしての熱を、プロダクトとそれにまつわるストーリーを通して高めていくこと」がミッションのアディダス エナジーをもっと深く知るために発信する側の2人のアーティストを取材した。まず1人目は、イラストやアートを手掛けるアーティストのナイジェルグラフ氏。(インタビュー取材:2022年8月下旬)
About NAIJEL GRAPH
–––最近の活動について教えてください
絵を描くことを基本に、アーティストとして活動しています。コラボレーション企画なども多くて、最近ですと、9月に特別上映された『ワイルド・スタイル』40周年記念では、、ポスターやTシャツなどのコラボグッズを作りました。あと映画『E.T.』では公開40周年を記念した特別なプロジェクトとしてで展覧会を実施しました。そしてこの秋冬でアディダスの「トーキョー エナジー」のお話をいただきました。
–––ナイジェルグラフさんが考える「よいアート」「よいデザイン」とは?
自分は偏った考えを持つアーティストかもしれないので、あくまで一意見になりますが、アートって好みや趣味が前提にあると思うので自由で良いのかなと。自分が好きな物を好きなように描くことが「よいアート」っていう。もちろん、違う意見もあると思うので、それが全てと一概には言えませんが、基本、よいアートとは「好きなことを表現するもの」っていう感じですね。そういった意味で道具やキャンバスも、こだわりがないほうが良いと思っていまして、高価だったり特殊だったりする物ではなく、身近な物でどれだけやれるかっていうモチベーションを常に持っています。「よいデザイン」については答えが難しいのですが、作り手の気持ちが入っているかどうかですかね。魂が。例えばペン一つにしてもサイズだったりインクだったり、ユーザビリティ(使いやすさ)に作り手がどれだけこだわっているかじゃないでしょうか。
–––色々な作品を手掛ける際に大切にしていることは?
やっぱり気持ちですかね。魂が入ってると言うか、想いだと思います。後はこだわらないということですかね。むしろ常に挑戦したい気持ちのほうが強いので、様々な仕事のオファーもいただきますが、僕らしい「よいアート」が表現でき、クライアントさんとお客さんが満足できるのであれば、そこは柔軟にお引き受けすることがほとんどです。でも、僕らしくない時にはお断りするようにしています。仕事=お金、だけじゃないことを大切にしているつもりです。
About adidas
–––初めて履いたアディダスのことを教えてください
高校2年生の時に買ったキャンパスです。高校時代は本気で野球に打ち込む高校球児で、大学も野球でって考えた時期もあったのですが、絵も好きだったので桑沢デザイン研究所に進みました。その後、アートやファッションに傾倒しながらも、高2ぐらいで知ったヒップホップも変わらずずっと好きでした。当時はビースティ・ボーイズ全盛で、代表的なアルバム『チェック・ユア・ヘッド』のジャケ写は言うまでもなく、その影響から一番最初に買ったのがアディダスのキャンパスでした。周りにDJの友人もいたので、エービーシー・マートで買った黒に白いスリーストライプのキャンパスを履いてクラブに遊びに行ったり。スケーターはシェルのお陰でダメージを受けにくいからか、スーパースターも多かったのですが、当時、音楽好きを含め本当にお洒落な人はキャンパスが多かった気がします。もちろん、スタンスミスもよく見かけていたし、僕の周りにはアディダスを履いてる人が多かったですね。おそらくファッション好きはナイキで、ストリートカルチャー全般が好きでこだわりの強い人はアディダス。特にビースティ人気の背景もあってキャンパスを選ぶ傾向があったのではないでしょうか。だから僕の場合、どちらかと言うとビースティ・ボーイズを通じてアディダスを好きになっていったと言うことになりますね。
–––アディダスの魅力とは何でしょうか?
やはり音楽とのクロスオーバーでしょうか。当時はインターネットが無かったので、ビースティ・ボーイズのアルバムジャケット、ポスターや雑誌を見て熱狂し、そこで彼らが履いていたアディダスにも影響され、お店に買いに走る。やっぱりそれが一番大きいですね。ちょっと話が逸れますが、以前、ビースティ・ボーイズと仕事をする機会があって、日本には入ってきませんでしたがTシャツなどグッズを作らせてもらったんですけど、メンバーの一人、マイクDに連絡して今回のコラボレーションモデルを薦めたらすごく喜んでくれて。今回はスタンスミスだけどビースティ・ボーイズが履いていたキャンパスへのオマージュの意味合いもあるんだって伝えたんです。返事はもちろん「是非履かせてくれ」と。亡くなったMCAにもお子さんが3人いて、履きたいってメールが届いたときもすごく嬉しかったですね。憧れのビースティが自分の手がけたスニーカーを履いてくれる。しかも息子さんまで。その繋がりがすごく温かいし魂が受け継がれてる感じがアディダスの魅力ですよね。
About Tokyo ENERGY
–––コラボレーションした「トーキョー エナジー」のテーマを教えてください
履く人が一瞬でもハッピーな気分になったり、ポジティブでいられたりするような、そういったモチベーションを生む花を咲かせたいというイメージで“MAKE BLOOM IN HEART”(心に花を咲かせよう)がテーマです。このスニーカーを履いてハッピーな気分で出掛けてほしいなって思います。あと、もともとテーマの候補で“PEACE”もあって、現在の世界情勢に対する平和への願いも込めました。モチーフとなった花はオリーブで平和の象徴。不安定な情勢ですが、みんなの心に花を届けたいと思っています。非売品ですが今回のスタンスミスの靴をベースにした花瓶も作ってもらいました。
オリーブじゃなくても良いから何かお花を挿せるようにと。無責任に強い主張はできませんが、何人かでも良いのでその思いを感じてくれたら嬉しいです。また、自分がビースティ・ボーイズのどこに魅力を感じてるのかを考えたときに、世界が抱える問題に対して音楽の力で訴えかけた彼らの姿もあったんです。もちろん彼らだけではなく、ジョン・レノンが平和を訴える活動や、マイケル・ジャクソンなど、アフリカの飢餓と貧困を解消する目的のため錚々たるミュージシャンが集結した「ウィー・アー・ザ・ワールド」をはじめ、エイズ撲滅、フリー・チベットなどを目的に様々な音楽イベントがありますが、その音楽が起こすムーヴメントにオマージュを捧げてもいるんです。
–––「トーキョー エナジー」モデルで一番こだわった所はどこですか?
コラボレーションで陥りがちなのが、アート作品みたいなやり過ぎ感。そうならないようにこだわりました。いろいろコンセプトを盛り込みたくなりますが、本来のスニーカーの域を超えたデザインになってしまっては履けないですよね。キャンパスやスタンスミスがこれまでキープしてきた元々のイメージをあまり壊したくない気持ちと、実際に履いてもらえるスニーカーにしたかったので、コーディネートしやすさとか、履きやすそうとか、実用的な部分も大切にしました。カラーリングは僕の好きな色、自分でも履きたい3カラーです。その上で、ワンポイントのオリーブを深掘りした時に“PEACE”のメッセージに辿り着いてくれたら嬉しいなと思っています。
Tokyo ENERGY
STAN SMITH – NAIJEL GRAPH
WHITE, BEIGE, BLACK ¥15,400(10月4日発売)
adidas ENERGY Part3
Tokyo ENERGY 2022
Kosuke Kawamura
Interview
2人目のアーティストは、コラージュ・アーティストであり、グラフィック・デザイナーの河村康輔氏。河村氏の真骨頂は、大量の素材を分解し、全く別の作品へと昇華させるコラージュ。「見る人の頭を混乱させたい」と語る彼の手掛けた「トーキョー エナジー」について取材した。
About Kosuke Kawamura
–––最近の活動について教えてください
最近ではグラフィックデザイナーとして今回のアディダスのようなクライアントワークのデザインもしますが、クリエイティブディレクターとしてディレクションがメインの活動をすることも多いですね。あとは自分の作品作りと個展を年に3、4回ほど行っています。過去には海外でもありましたが、今は日本で回数を絞って開催しています。元々がグラフィックデザイナーからスタートしているので、クライアントワークが一番長く続けている仕事になりますね。
–––河村さんが考える理想的なグラフィックデザイン、理想的なコラージュアートとは?
理想というものは本当になくて、ただただ楽しんで作っています。感覚的、直感的なものが100パーセント。計算したり、テーマを決めたり、理詰めして生み出していくようなことはなくて、自分の中から自然に湧き出てきたものをカタチにしていく感じです。もちろん仕事なのでスケジュールが決まっていて、複数の案件を抱えていますが、どれも優先順位つけることなく同時進行で取り組んでいます。
–––色々な作品を手掛ける際に河村さんが一番大切にしていることは?
絶対にクオリティーを下げないっていうことです。複数の案件どれかに偏ることがないよう、すべてフラットに取り組むよう心掛けています。ただ、すべて仕事なんですが、僕としては仕事と思ってやってないんですよ。前提として自分は普通の仕事ができない体質の人間だと思っているので、関わることに対して「仕事」と感じないことで成立する今の道を選んだ経緯もあります(笑)。現在も自分の趣味や遊びと同列に、ユニクロUTやグラフィック、作品作りが並んでいます。すべて仕事っていうより、自分の遊び心を探求してる感じですね。それを大切にしています。
About adidas
–––初めて履いたアディダスのことを教えてください
中学1年生の時にスーパースターを買ったのが初めてですね。近所に昔ながらのスポーツ用品店があって、東京だと結構高値が付きそうなデッドストックがたくさん残ってたんですよ。僕が生まれ育った広島の街は、スケートボードや音楽などいろいろなカルチャーが混ざり合ってて、僕の最初の接点は音楽で、UKのハードコアをよく聴いてました。そして、高校生のときにキャンパスと出会いました。ウルトラスター、スタンスミスを経由してキャンパスに辿り着きました。「うわ、めちゃくちゃかっこいい!」と。違うカラーもありますが、ずっと黒しか履いてないです。その頃から黒は一番大好きな色ですね。学生時代は経済的にそこまで買えませんでしたが、スケートもやってたし、おそらくとんでもない数を履きつぶしたと思います。人生で20足以上になっているんじゃないでしょうか。
–––河村さんが想うアディダスの魅力とは何でしょうか?
定番が変わらずに、ずっと存在し続けるということ。すごくミニマルで飽きのこないデザイン性の高さを感じます、発祥がドイツだからでしょうか。特にキャンパスは断トツですね。
About Tokyo ENERGY
–––コラボレーションした「トーキョー エナジー」のテーマを教えてください
テーマは、“DIRTY BEAUTY”(ダーティー ビューティー)です。スニーカーは消耗品ですが、ボロボロになっていく姿も格好よかったりする。広島の実家に履き潰したスニーカーが捨てられずたくさん保管されているのですが、その姿に美的なものを感じます。新品でなく、履き潰した姿こそ、そのスニーカーの完成形だと。
でもそのことに気付かせてくれたのはLAにいる友人のアーティスト、Cali Thornhill Dewittです。去年LAで一緒に遊んでいる時に、ハイキングに行くことになって、何も準備してなかった僕にスニーカーをくれたんです。でもそのスニーカーって、彼が手掛ける仕事で作ったすごくレアなサンプル品だったので、当然僕としては、こんな貴重なものを履けないと伝えたところ、彼は「何言ってるんだ。汚れてからが格好いいんだよ。それがDIRTY BEAUTYだから」と。彼がただ発した一言にハッと気付かされ、自分の履き方を改めて振り返ったとき、その考え方がフィットしてる気がして。ずっと自分の中で無意識に思っていたのかなって。本来自分は言葉を扱う仕事ではなく得意分野ではないのですが、今回この“DIRTY BEAUTY”を迷いなくテーマにできました。
–––「トーキョー エナジー」モデルで一番こだわった所はどこですか?
シンプルに「自分が履けるキャンパス」っていうことですかね。コラボレーションモデルって、盛って足しまくって、結局履けないものが多いじゃないですか。作り手でもあり、同時にスニーカー好きなので、履けないっていうのが一番困るんですよね(笑)。“DIRTY BEAUTY”は捉え方によってはギリギリのテーマですが、アディダスさんにもご理解いただけたので、アート作品のように飾るのではなく、履き潰すこともコンセプトに盛り込んで、とことん突き詰めてみようと思いました。3カラーも自分が履ける色じゃないと嫌だなって思って、黒、ネイビー、グレーをチョイスしました。差し色が無いので少々地味ですが(苦笑)、こういったカラーが欲しい方が多いですよね。
–––今回の「トーキョー エナジー」モデルをどんな方に履いて欲しいですか?
それこそスケーターなど思い浮かびますが、それよりも僕と同じように、ひとつのスニーカーをひたすらにずっと履き続けるような方、飾らない人というか。僕自身、以前よりも欲しいスニーカーをすぐ入手できるようになりましたが、それでも結局、同じスニーカーしか履かなかったりする。気に入った物をひたすら履いて、駄目になるまで履く。なので、どんな方にと言うより、そういうスニーカーとして履いて欲しいっていう思いのほうが大きいですね。
–––読者へ一言メッセージをお願いします
昨今、スニーカーの価値が変わってきていると思うんです。例えば頻発するコラボレーションモデルによって、その希少性からこれまで無かった価値観が生まれ、それを利用し転売するリセール市場もあったり。かつては好きなスニーカーがあったら真っ先に買って履いていたけど、1回履くと価値が落ちちゃうなとか今はそう言った転売市場の存在が邪魔して、もったいなくて履けないといった本末転倒なことになっている気がします。ただ今回の企画は、履き潰す過程も狙いのひとつなので、全く違う物として捉えて欲しいです。履き続けてボロボロに擦れて、自分のカタチになった物が自分の作品として完成します。ぜひ、そのタイミングで部屋に飾って欲しいですね。
Tokyo ENERGY
CAMPUS 80S – KOSUKE KAWAMURA
BLACK, GREY, NAVY ¥14,300(10月下旬発売予定)
INFORMATION
アディダスお客様窓口
0570-033-033
http://shop.adidas.jp/originals