NIKE SPORTSWEAR “NIKE CRATER IMPACT” Now On Sale!
via
SHOES MASTER Vol.35
149-152P
Photo: Kazumasa Takeuchi(STUH)
Text:Fumihito Kouzu
ナイキといえば、
本誌最新号で紹介した
リサイクル素材が全体の約25%に採用された
ナイキ クレーター インパクトが
現在絶賛発売中。
サステナブルであることが特別ではない未来へ。炭素と廃棄物の排出量をゼロにすることを目指す“Move to Zero”に取り組み、地球環境を守ることをミッションのひとつとしているナイキ。実はリリースしているプロダクトのうち、76%もの製品になんらかのリサイクル素材が使われている。ナイキ クレーター インパクトは全体重量に対して約25%のリサイクル素材を使ったシューズだ。
NIKE CRATER IMPACT
LIGHT BONE/BLACK, SUMMIT WHITE/GRAY FOG
¥12,100
https://www.nike.com/t/crater-impact-mens-shoe-RZXRx0/DB2477-100
About CRATER IMPACT
ナイキ クレーター インパクトは全体重量の約25%にリサイクル素材が採用された、革新的なシューズ。ソール部分には、ナイキ グラインドを含んだ ナイキクレーター フォームが使われている。ナイキ グラインドとは、ナイキの生産現場で生まれたスクラップ、販売できなかった製品や使い古したスニーカーなど、廃棄物として処理されるはずだったものから生まれた再生素材。そして、ナイキ クレーター フォームは標準的なナイキの独自フォームにナイキ グラインドラバーを混ぜ合わせて作られたものだ。またアッパーやソールだけでなく、シューレースにもリサイクル素材が活用されている。サステナビリティに注目が集まる現代にふさわしく、そしてこれからの未来をリードしていくモデルとなるはずだ。
Sustainability of Nike
スポーツシーンにおいて、数々の革新的なテクノロジーを生み出してきたナイキ。その高い開発力は、サステナビリティにも向けられている。毎シーズン、多くのフットウェアやアパレルをリリースしているナイキだが、そのうちの75%の製品には何らかのリサイクル素材が使われているのだ。Nike.comを見ると、サステナビリティに対してナイキがいかに注力しているかがわかる。地球環境に配慮した素材で作られたプロダクトにはサンバーストのアイコンがつけられ、50%以上サステナブルな素材を使用しているプロダクトには、詳細ページでその利点が読めるようになっているのだ。
https://news.nike.com/news/our-carbon-footprint-and-our-next-steps
SPACE HIPPIE
シューズ好きの方ならご存知だろう。2020年の夏に発売されたナイキ スペース ヒッピーは、ナイキのサステナビリティに対する意欲を感じるコレクションだった。素材選択、生産方法、包装材に至るまで、地球環境に与える負荷を限りなく小さくしようと試みたもので、それはブランド史上最も炭素排出量が小さいシューズとなった。また、今年の春にリリースされたナイキ エア フォース1 クレーターは、ソールに再生素材を使うだけでなく、アッパーのつま先部分に半透明メッシュ素材を使い、再生フォームの素材を見えるようにしたユニークなスタイルが話題になった。サステナブルであり、未来を感じるスタイル。そんな魅力的なシューズがこれからも数多く登場するはずだ。